結論を3行で

TikTokエフェクトとWebAR、どちらを選ぶべきか——最初に押さえるべき要点を3行にまとめました。

  • 認知拡大・バズ・若年層リーチが目的ならTikTokエフェクト。プラットフォームのアルゴリズムが拡散を後押しし、2〜3週間・20万円〜で始められます。
  • 来場促進・回遊性向上・詳細なデータ収集が目的ならWebAR。QRコードだけで体験でき、「その場所でしか体験できない」限定感を演出できます(1〜2ヶ月・60万円〜)。
  • 最大効果は「TikTokで拡散 → WebARで来場 → 再びSNSでシェア」の組み合わせ。予算全体は費用ハブ記事AR制作の費用相場【2026年版・料金早見表】もあわせてご確認ください。
2.5億回TikTokエフェクトの累計再生実績
8,100万回Instagramエフェクトの累計再生実績
20〜60万円制作費用の目安(TikTok/WebAR)
出典:TOBIDASE 自社制作・受注実績

この記事でわかること

•TikTokエフェクトとWebARの根本的な違い

•それぞれのメリット・デメリット

•目的別の使い分け方(認知拡大 vs 来場促進)

•実際の成功事例(TikTok 3.3億回再生、Instagram 8,100万回再生)

•費用と制作期間の違い

「ARマーケティングを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」

ARマーケティングに興味を持ったマーケティング担当者が最初に直面する疑問、それが「TikTok(SNS)エフェクトとWebAR、どちらを選ぶべきか?」という問題です。

どちらも「AR(拡張現実)」を活用したマーケティング手法ですが、その特性や効果は大きく異なります。適切に使い分けることで、マーケティング効果を最大化できる一方、選択を誤ると期待した成果が得られないこともあります。

この記事では、TikTok 3.3億回再生、Instagram 8,100万回再生という圧倒的な実績を持つ私たちTOBIDASEが、両者の違いと使い分けのポイントを、実際の成功事例とともに詳しく解説します。

TikTokエフェクトとWebARの根本的な違い

まず、両者の基本的な違いを理解しましょう。

TikTokエフェクト(SNSエフェクト)とは?

TikTokやInstagramなどのSNSプラットフォーム上で動作するARフィルターやエフェクトのことです。ユーザーは、アプリ内でエフェクトを選択し、動画や写真を撮影してそのままSNSに投稿できます。

特徴:

•プラットフォーム: TikTok、Instagram、Snapchat

•利用方法: アプリ内でエフェクトを選択

•主な目的: 認知拡大、バズ、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出

•拡散力: 非常に高い(プラットフォームのアルゴリズムが拡散を後押し)

InstagramのARフィルター基盤だったMeta Sparkは2025年1月14日にサードパーティ向けの提供を終了したため、現在のSNSエフェクトはTikTokが実質的な主戦場になっています。

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Instagram/FacebookのARフィルターは提供終了Metaの制作基盤「Meta Spark」が終了し、外部クリエイターが制作したARフィルターはInstagram・Facebook・Messengerで公開・利用できなくなりました。これから新たにSNSでエフェクトを展開するならTikTokが軸になります。移行先の選び方はインスタARフィルター終了後の代替手段で解説しています。

WebARとは?

Webブラウザ上で動作するAR技術です。専用アプリのダウンロードは不要で、QRコードを読み取るだけで、スマートフォンのブラウザ上でAR体験ができます。

特徴:

•プラットフォーム: Webブラウザ(Safari、Chrome)

•利用方法: QRコードを読み取る

•主な目的: 来場促進、回遊性向上、購買促進

•拡散力: 中程度(ユーザーが自発的にSNSシェア)

比較表:TikTokエフェクト vs WebAR

項目

TikTokエフェクト

WebAR

アプリ

TikTok/Instagram必須

不要(ブラウザのみ)

拡散力

★★★★★(超高い)

★★★☆☆(中程度)

場所の制限

なし(どこでも使える)

あり(特定の場所で体験)

主な目的

認知拡大、バズ

来場促進、回遊性向上

ユーザー層

若年層中心(10〜30代)

幅広い年齢層

制作期間

2〜3週間

1〜2ヶ月

費用

20万円〜

60万円〜

データ取得

プラットフォーム依存

詳細なデータ取得可能

TikTokエフェクトのメリット・デメリット

メリット1:圧倒的な拡散力

TikTokエフェクトの最大の強みは、プラットフォームのアルゴリズムが拡散を後押しすることです。面白いエフェクトは、ユーザーが次々と使用し、投稿が連鎖的に拡散されます。

成功事例:ドラマ主題歌プロモーション

私たちTOBIDASEが制作した、2024年金曜ナイトドラマ「無能の鷹」主題歌のTikTokゲームエフェクトは、ユーザー参加型のミニゲーム形式で設計しました。ユーザーは、エフェクトを使ってゲームをプレイし、そのスコアをSNSに投稿することで、自然な形での楽曲プロモーションが実現しました。

このように、TikTokエフェクトはエンターテインメント性を重視することで、ユーザーが自発的に拡散してくれる仕組みを作れます。

ユーザー参加型のTikTokゲームエフェクトでドラマ主題歌をプロモーションした事例のイメージ
ユーザー参加型のTikTokゲームエフェクトで楽曲プロモーションを実現した事例。

メリット2:低コストで短期間に制作可能

TikTokエフェクトは、比較的シンプルな仕様であれば、2〜3週間、20万円〜で制作可能です。イベントやキャンペーンの告知を急いでいる場合にも対応しやすいのが特徴です。費用の内訳やブランドエフェクトとの違いは、TikTokエフェクト制作の費用相場で詳しく比較しています。

メリット3:若年層へのリーチ

TikTokやInstagramのユーザー層は、10代〜30代が中心です。若年層をターゲットにしたブランドやイベントには、非常に効果的です。

若年層に人気のTikTok・InstagramのARエフェクトを楽しむ利用イメージ
若年層が中心のSNSエフェクトは、Z世代向けブランドのプロモーションと相性が良い。

デメリット1:プラットフォームに依存する

TikTokエフェクトは、TikTokやInstagramというプラットフォームに依存します。プラットフォームの仕様変更やアルゴリズムの変化によって、効果が左右される可能性があります。実際にInstagram・FacebookのARフィルター基盤(Meta Spark)は2025年に提供を終了しており、SNS施策は特定プラットフォームの動向に影響される点に注意が必要です。

デメリット2:場所の制限ができない

TikTokエフェクトは、どこでも使えるため、「特定の場所でしか体験できない」という限定感を演出できません。来場促進には不向きです。

WebARのメリット・デメリット

メリット1:来場促進・回遊性向上に最適

WebARは、特定の場所でのみ体験できるように設計できるため、来場促進や回遊性向上に非常に効果的です。

成功事例:幕張メッセでのライブプロモーション

私たちが手掛けた幕張メッセでのライブイベントでは、渋谷と幕張の特定の場所にARポスターを設置しました。ファンは、その場所に行かなければARコンテンツを体験できないため、「現地に行きたい」という強い動機が生まれました。結果として、多くのファンが現地を訪れ、SNSでも「〇〇にいた!」という投稿が相次ぎ、大きな話題となりました。詳しくはV.W.P「神椿幕張戦線」のロケーションベースAR事例をご覧ください。

成功事例:下田港内めぐり

下田港の遊覧船「下田港内めぐり」では、船上からスマートフォンをかざすと、全長78メートルの黒船が目の前に出現するWebARを提供しています。この体験は、船に乗らなければできないため、観光客の来訪動機を強く刺激します。下田港内めぐりAR(全長78mの黒船)の事例で、制作の狙いと反響を詳しく紹介しています。

下田港内めぐりで全長78mの黒船が船上に出現するWebAR体験のイメージ
船上でスマホをかざすと全長78mの黒船が出現するWebAR(下田港内めぐり)。

メリット2:アプリ不要で参加ハードルが低い

WebARは、QRコードを読み取るだけで体験できるため、専用アプリのダウンロードという手間がありません。これにより、幅広い年齢層の参加が期待できます。

メリット3:詳細なデータ取得が可能

WebARは、自社で開発・運用するため、以下のような詳細なデータを取得できます。

•どのスポットで何回体験されたか

•ユーザーの動線(どのルートで周遊したか)

•滞在時間

•時間帯別の利用状況

これらのデータは、次のマーケティング施策に活かせます。

デメリット1:拡散力はTikTokに劣る

WebARは、ユーザーが自発的にSNSにシェアする必要があるため、TikTokエフェクトのようなプラットフォーム主導の拡散力はありません。

デメリット2:制作期間と費用がかかる

WebARは、インタラクティブな演出や複雑な仕様を実装する場合、1〜2ヶ月、60万円〜の費用がかかります。機能(画像認識・顔認識・空間・位置情報など)別の料金や見積の実内訳は、WebAR開発の費用相場と内訳で確認できます。

使い分けのポイント:目的別に選ぶ

TikTokエフェクトとWebARは、マーケティングの目的によって使い分けるべきです。

TikTokエフェクトを選ぶべきケース

目的

具体例

認知拡大・バズ

新商品の発売、新アーティストのデビュー

若年層へのリーチ

Z世代向けのブランドプロモーション

短期間での展開

イベント直前の告知キャンペーン

UGC創出

ユーザーが自発的に投稿したくなるコンテンツ

WebARを選ぶべきケース

目的

具体例

来場促進

ライブ会場、観光地、店舗への誘導

回遊性向上

ARスタンプラリー、宝探しイベント

購買促進

商品をAR試着、カタログからAR体験

データ収集

顧客の行動データを詳細に分析したい

最強の組み合わせ:TikTokエフェクト × WebAR

実は、TikTokエフェクトとWebARを組み合わせることで、さらに強力なマーケティング効果を生み出せます。

推奨する戦略

1.フェーズ1(認知拡大): TikTokエフェクトでバズを起こし、イベントや商品の認知を広げる

2.フェーズ2(来場促進): WebARで「現地でしか体験できない」限定コンテンツを提供し、来場を促す

3.フェーズ3(継続的なエンゲージメント): 来場者がWebARで体験した内容を、再びTikTokでシェアする仕組みを作る

この3段階の戦略により、認知→来場→拡散のサイクルを生み出せます。

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ここがポイント「認知はTikTok、来場・購買はWebAR」と役割を分けたうえで両者を接続すると、単発施策では得られない相乗効果が生まれます。どちらから始めるか迷う場合は、目的と予算を整理してAR制作の費用相場で全体感を掴むのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q1: TikTokエフェクトとWebAR、どちらが費用対効果が高いですか?

A: 目的によって異なります。 認知拡大が目的であれば、TikTokエフェクトの方が費用対効果が高いです。一方、来場促進や購買促進が目的であれば、WebARの方が直接的な成果に繋がります。

Q2: TikTokエフェクトは、TikTokアカウントがなくても作れますか?

A: はい、可能です。ただし、エフェクトを公開する際には、TikTokまたはInstagramのアカウントが必要です。私たちTOBIDASEでは、アカウント開設からエフェクト公開まで、ワンストップでサポートしています。

Q3: WebARは、どのスマートフォンでも動作しますか?

A: はい、iPhoneでもAndroidでも、最新のブラウザ(Safari、Chrome)であれば動作します。ただし、古い機種では一部の機能が制限される場合があります。

Q4: TikTokエフェクトとWebARの費用相場はそれぞれいくらですか?

A: TikTokエフェクトは2〜3週間・20万円〜、WebARは1〜2ヶ月・60万円〜が目安です。エフェクトの3D表現やインタラクションの複雑さ、WebARの対応機能(画像認識・空間・位置情報など)によって費用は変動します。予算全体の考え方はAR制作の費用相場【2026年版・料金早見表】で解説しています。

Q5: TikTokエフェクトとWebARは組み合わせて使えますか?

A: はい。認知拡大をTikTokエフェクトで、来場促進や購買をWebARで担い、来場者が体験した内容を再びTikTokでシェアする——という3段階で設計すると、認知→来場→拡散のサイクルが生まれ、相乗効果が高まります。

まとめ:目的に応じて使い分け、組み合わせで最大効果を

TikTokエフェクトとWebARの違いと使い分けのポイントを振り返ります。

•TikTokエフェクト: 認知拡大、バズ、若年層リーチに最適

•WebAR: 来場促進、回遊性向上、データ収集に最適

•組み合わせ: 認知→来場→拡散のサイクルを生み出す最強の戦略

私たちTOBIDASEは、TikTok 3.3億回再生、Instagram 8,100万回再生という実績に基づき、貴社のマーケティング目的に最適なAR戦略をご提案します。

ARマーケティングのご相談はTOBIDASEへ

「TikTokエフェクトとWebAR、どちらが自社に合っているかわからない」

「両方を組み合わせた戦略を立てたい」

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴社の目的に合わせた最適なプランをご提案いたします。

お問い合わせ、資料ダウンロードは以下から可能です。まずはお問い合わせフォームから、実現したい施策の目的をお聞かせください。予算感から整理したい方はAR制作の費用相場【2026年版・料金早見表】もあわせてご覧ください。

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