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AR制作の依頼の流れと期間【最短2週間】納期・準備するもののすべて

2026/7/11

結論を3行で

  • AR制作はお問い合わせ→企画・見積もり→発注→制作→テスト・審査→公開の7ステップで進み、標準的な納期は2週間〜2ヶ月です。
  • 当社の最短実績は2週間程度。素材を支給いただき、デザインと実装を並行で進められる案件がこの速さになります。
  • 発注側の準備で納期と費用は大きく変わります。「目的・公開希望日・使える素材」の3点を持って相談するのが最短ルートです。

AR制作の依頼から公開までの全体像【フロー図】

「ARを作りたいが、何をどの順番で決めればいいのか分からない」——初めてARを発注する担当者の方から、最も多くいただく声です。実は、AR制作の進行は動画制作やWeb制作と大きくは変わりません。全体像を先に見てください。

AR制作の依頼から公開までの7ステップフロー図:①お問い合わせ(数日)→②企画・見積もり(3日〜1週間・ここまで無料)→③発注・キックオフ→④デザイン・素材制作(1〜3週間)→⑤実装・開発(1〜3週間・4と並行可)→⑥テスト・審査(約1週間)→⑦公開・効果測定。合計の目安は最短2週間〜標準2ヶ月

ポイントは2つあります。第一に、企画・概算見積もりまでは無料が業界の通例で、当社も同様です。比較検討の段階で気軽に問い合わせて問題ありません。第二に、デザイン(ステップ4)と実装(ステップ5)は並行して進められるため、素材が揃っている案件は想像より早く公開できます

各ステップの詳細と「発注側がやること」

① お問い合わせ・ヒアリング(数日)

目的(認知拡大・来場促進・楽曲プロモなど)、希望時期、使える素材の有無を共有します。この段階では「ふんわりしたイメージ」でかまいません。「この予算で何ができるか知りたい」という逆引きの相談も普通です。

② 企画・概算見積もり(3日〜1週間・無料)

制作会社から体験案(どこで・誰が・どんなARを体験するか)と概算見積もりが提示されます。ここで確認すべきは金額の妥当性だけでなく、見積もりに「何が含まれ、何が含まれないか」です。費用の構造と適正価格の判断基準はAR制作の費用相場【2026年版】で詳しく解説しています。

③ 発注・キックオフ

発注書の取り交わし後、スケジュールと役割分担(素材はどちらが用意するか、確認者は誰か)を確定します。ここで社内の決裁者・監修者を1本化しておくことが、後の遅延を防ぐ最大のポイントです。

④ デザイン・素材制作(1〜3週間)

2D/3D素材、キャラクター、演出の制作です。全工程の中で最も工数が変動するステップで、素材を支給できれば大幅に短縮できます。初稿確認→修正のサイクルが発生するため、発注側のレスポンス速度が納期に直結します。

⑤ 実装・開発(1〜3週間・④と並行可)

素材をAR環境(WebAR・Effect House等)に組み込み、動作を最適化します。④と並行で進むため、単純合計より実際の期間は短くなります。

⑥ テスト・審査(約1週間)

実機(スマートフォン)での動作確認を行います。TikTokエフェクトの場合はプラットフォーム審査(目安1週間)があり、審査基準への対応は制作会社側のノウハウの見せどころです。WebARの場合は審査がない分、ここが実地テストに充てられます。

⑦ 公開・効果測定

公開後は、体験数・スタンプ取得数・SNS投稿などのデータを見ながら運用します。イベント会期中の監視や、終了後のレポート提出までを契約に含めるのが一般的です。

手法別の標準スケジュール【早見表】

「どの手法でARを実現するか」で納期は大きく変わります。当社の実績ベースの目安です。

手法最短標準相談のタイミング
TikTokエフェクト2週間2〜4週間公開希望日の1〜2ヶ月前
ARフォトフレーム(WebAR)2週間2週間〜1ヶ月イベントの1〜2ヶ月前
ARスタンプラリー3週間3週間〜2ヶ月イベントの2〜3ヶ月前
オリジナルWebAR開発1ヶ月1〜3ヶ月企画構想の段階

イベントでのAR活用を検討している場合は、告知物(ポスター・チラシ)へのQRコード掲載との兼ね合いもあるため、印刷スケジュールから逆算するとさらに余裕が必要です。イベント企画全体の組み立て方はARイベント活用の完全ガイドを参考にしてください。

発注前に準備しておくと早く・安くなるもの

次の6点が揃っているほど、見積もりは正確に・納期は短く・費用は安くなります。すべて揃っていなくても相談は可能ですが、①〜③だけでも用意することをおすすめします。

  • ① 目的(1つに絞る):認知拡大か、来場促進か、購買促進か。目的が複数あると機能が膨らみ、費用と期間が延びます
  • ② 公開希望日・会期:逆算スケジュールの起点。「◯月◯日のイベントで使いたい」が決まっているだけで進行は具体化します
  • ③ 使える素材:キャラクター設定画、ロゴデータ、商品写真、過去の販促イラスト、MV・動画用の3Dデータなど。素材の有無は見積もりの最大の変動要因です
  • ④ 参考事例のURL:「こんな感じにしたい」というARやエフェクトのリンク。イメージ共有が一度で済みます
  • ⑤ 決裁フロー:誰が最終確認するか。IPもの(アニメ・キャラクター案件)は版元監修の回数と日数も確認しておきます
  • ⑥ 予算レンジ:「20万円まで」「50万円前後」で提案内容が変わります。相場観は費用相場の記事で事前に掴めます

スケジュールが延びる3大要因と対策

当社の経験上、納期が延びる原因は制作作業そのものより「確認と素材待ち」に集中しています。

要因何が起きるか対策
① 監修・決裁の往復確認者が複数いて戻しが数往復。IP案件では版元監修で1回1〜2週間かかることもキックオフ時に確認者を1本化し、監修回数を先に決める
② 素材の支給遅れ素材待ちで制作が止まり、後工程が玉突きで遅延発注時に素材リストと支給期限を確定する
③ 審査落ち(TikTok等)再申請で1〜2週間のロス。キャンペーン開始日に間に合わないリスク審査基準を熟知した制作会社を選び、予備日を1週間確保する

③は制作会社選びで大きく差が出るポイントです。選定基準はWebAR制作会社おすすめ7選で詳しく比較しています。

実例:最短2週間で公開した進め方(当社の場合)

当社の最短実績は2週間程度です。たとえばソニー・ミュージックレーベルズ様のアーティスト「はてな」新曲プロモーションでは、急ぎのスケジュールの中で動画制作とTikTokエフェクトを連動させ、2週間で公開に到達しました。

短納期を可能にしたのは次の3条件です。

  • 素材の転用:動画制作用に作っていた3Dモデルをエフェクトに転用し、素材制作の工程を大幅に圧縮
  • 並行進行:デザイン確認と実装を同時に走らせ、待ち時間をなくす
  • 決裁の速さ:クライアント側の確認・戻しが速く、修正サイクルが停滞しなかった

裏を返せば、完全オリジナルの3D制作から入る案件や、監修者が多い案件で「2週間で」というのは現実的ではありません。最短納期は「準備と体制」で決まる——これが実案件からの結論です。

よくある質問

Q. イベントの何ヶ月前に相談すればいいですか?

A. TikTokエフェクトやARフォトフレームなら1〜2ヶ月前、ARスタンプラリーやオリジナルWebARなら2〜3ヶ月前が安心です。告知物の印刷や社内決裁の時間も含めて逆算してください。直前の相談でも、素材次第で間に合う場合があるのでまずお問い合わせを。

Q. 最短でどのくらいで公開できますか?

A. 当社の実績で2週間程度です。素材を支給いただけること、確認者が1本化されていることが条件になります。

Q. 見積もりだけの依頼でも大丈夫ですか?

A. はい。企画・概算見積もりまでは無料です。相見積もりの比較検討にもご利用ください。

Q. 素材が何もなくても依頼できますか?

A. できます。企画・デザイン・3D制作から一貫して対応します。その場合は素材制作の工数が乗るため、期間は標準〜長め、費用はオーダーメイド帯(費用相場の記事参照)を見込んでください。

Q. 制作の途中で仕様を変更できますか?

A. 軽微な調整(色・文言・演出のタイミング等)は修正サイクル内で対応できます。体験の根幹に関わる変更(認識方式の変更・機能追加)は再見積もり・スケジュール再調整になるため、企画段階で固めておくのが安全です。

まとめ:イベント日程から逆算して、まず相談する

AR制作の流れは7ステップ、納期は最短2週間〜標準2ヶ月。納期と費用を決めるのは「目的の明確さ・素材の有無・確認体制」という発注側の準備です。

  • 目的・公開希望日・使える素材の3点を揃える
  • 手法別の標準納期から逆算して相談する(迷ったら早めに)
  • 見積もりまでは無料。比較検討段階の相談で問題なし

TOBIDASEは、ヒアリングから企画・制作・審査対応・公開後の効果測定までワンストップで対応しています。「日程が決まっているが間に合うか知りたい」という相談が実は一番多く、歓迎です。お問い合わせフォームから、目的とおおよその時期をお聞かせください。

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