下田港に表示した黒船WebARの近接実画面

結論を3行で

  • TOBIDASEの制作開始価格は、WebARが40万円〜、ARスタンプラリーが60万円〜(いずれも税別)です。一般的な構成の参考額と、企画から公開までを含む制作会社の一式見積もりは、含まれる作業をそろえて比較してください。
  • 見積もりは、企画・素材制作・実装・検証・公開後の対応に分けて比較します。どの項目が大きくなるかは、手持ちの素材と必要な機能で変わります。
  • 認識方式と演出に加え、公開期間、端末検証、現地対応までをそろえると、総額の違いを判断できます。使いたい素材と会場の条件を先に共有してください。

条件を変えると、見積もりの何が変わる?

開始価格だけで総額は決まりません。同じ目的の案でも、支給素材、新規制作、現地対応、公開後の対応を分けると比較できます。以下は構成を相談するときの整理例です。個別案件の見積額や、すべての構成を開始価格で制作できることを示すものではありません。

検討する構成見積もりの考え方基本範囲・追加作業の確認
支給素材で1本のWebARを制作40万円〜(税別)の基本範囲を起点に相談素材の利用権利・形式・加工の要否、必要な演出を確認
新しい3Dや動きを制作モデル・アニメーション・軽量化の作業を確認制作点数、動き、確認回数をそろえて見積もり
屋外・移動する場所で公開現地ロケハン・調整の必要性を確認会場、検証日程、通信、案内物の担当を整理。現地ロケハンは別途見積もり

標準の制作期間は約1〜2ヶ月が目安です。新規素材、独自機能、会場調整がある場合は、素材の受け渡し・中間確認・実機検証・現地確認の日を決めてから納期を確認します。

下田港に表示した黒船WebARの近接実画面
下田港の黒船WebAR。モデル・素材・現地調整など、必要な制作範囲を確認する参考例です。 制作事例を見る

WebAR制作を依頼する場合の料金と範囲

TOBIDASEのWebARは40万円〜、ARスタンプラリーは60万円〜(税別)です。以下は当社の開始価格と基本範囲です。素材の制作量、独自機能、現地対応によって総額は変わります。

依頼内容開始価格(税別)基本範囲と見積もりで確認する点
WebAR制作40万円〜企画・コンセプト、コンテンツ1本、体験ページとQRコード、中間レビュー・公開サポート。素材の状態や演出は企画時に確認。
ARスタンプラリー制作60万円〜企画、スポット設計、スタンプ・完走画面、体験ページとQRコード、現地案内文、中間レビュー・公開支援。
独自ゲーム・外部システム連携個別見積もり保存するデータ、会員連携、応募、外部API、公開後の保守などの条件を確認。

制作期間は約1〜2カ月が目安です。素材制作・現地検証・確認回数によって変わるため、公開日から逆算してご相談ください。WebARの基本範囲とラリーの基本範囲を確認できます。

公開後の費用は、配信期間、更新、保守、分析などの対応範囲で変わります。TOBIDASEには月額契約・最低契約期間はありません。予定する公開期間と必要な対応をうかがい、初期制作費と分けて見積もります。

AR全般の方式を選ぶ段階なら、AR制作の費用と方式の比較も参考になります。

認識方式と演出から、必要な作業を整理する

同じ「キャラクターを表示するAR」でも、画面に重ねる、床へ置く、特定の場所で開く、といった要件で必要な作業が変わります。認識方式だけから一律の金額は決められません。次の表で、欲しい体験と確認事項をそろえてください。

体験の条件制作・検証で必要になること相談時に共有するとよい情報
QRから開いて画面に重ねる入口ページ、カメラ許可の案内、画面構成、保存操作を設計フレームやキャラクター素材、縦横の向き、撮影用途
看板・商品・展示物を読み取る認識対象を登録し、照明・角度・距離で検証実際に読み取る絵柄、印刷サイズ、設置場所の写真
床や机の上に3Dを置く端末ごとの表示・配置操作・大きさを調整使用可能な3Dデータ、表示サイズ、撮影位置
場所に応じて体験を開く位置の判定、許可画面、現地の測位・通信を確認会場図、体験できる範囲、屋内外、誤判定時の運用
動く3D・ゲーム・保存機能を加える素材の動き、操作、データ保存、完了条件を設計動かす内容、使える素材、保存する情報、応募との関係

QRコードはページへの入口、画像認識や平面認識は表示のための処理、GPSは場所の判定です。同じ仕組みの安い順・高い順として並べるのではなく、必要な役割を組み合わせます。

ラリーはスポット数だけの掛け算ではありません。同じ素材や画面を共通化できるか、地点ごとの演出や検証が必要かで費用が変わります。ラリーの費用と開催予算では、景品や現地運営まで含めた確認項目を整理しています。

見積もりで比べる5つの項目

総額の内訳を確認するときは、作業の割合を決めつけず、「何を納品し、どこまで確認するか」をそろえます。新しい3D素材を多く作る案件と、支給素材を使って機能を開発する案件では、費用の中心が変わります。

項目含まれる作業の例見積もりで確認すること
企画・体験設計目的整理、参加の流れ、画面・絵コンテ案の数、中間確認、変更できる時期
デザイン・素材制作2Dデザイン、3D、アニメーション、軽量化支給と新規制作の区分、点数、利用権利
実装・開発表示、操作、スタンプ保存、応募など必要な機能、データ保存、外部連携
検証・公開端末テスト、現地確認、公開設定、QR発行対象端末、現地の回数、修正範囲
公開後の対応会期中の監視、修正、集計・レポート期間、窓口、対応時間、別途費用の有無

実機検証は、iPhone・Androidなど想定する端末で、読み込み、表示、カメラ許可、撮影・保存の操作を確認する工程です。会場での検証を含める場合は、実施場所、日程、修正する期間も見積もりに入れます。

素材を支給する場合も、使用許諾、データ形式、加工の可否を確認します。ゲーム用や映像用の3Dデータは、そのままスマートフォンで快適に動くとは限らず、変換や軽量化の工数が必要な場合があります。

下田港の黒船WebARへ案内する実際のQRコード付き船内案内物
実際に制作した船内QR案内物。現地の入口を誰が作るかも見積もりに分けます。 制作事例を見る

追加費用を確認したい4つの項目

追加費用が生じやすいのは、新しい素材、地点ごとの調整、データ保存・応募、現地対応です。必須の機能と追加候補を分けると、概算を比較しやすくなります。

① 3Dキャラクターのアニメーション

動く3Dキャラクターには、モデル、動きを付ける仕組み、アニメーション、スマートフォン向けの軽量化が必要です。既存データを使う場合は、利用できる権利とデータ形式、必要な動きが揃っているかを確認し、新規制作との差を見積もります。

② GPS・位置情報の判定と現地調整

場所に応じて体験を開く場合は、位置判定と現地での検証範囲を確認します。GPSの測位が不安定な場所では、判定する範囲や案内、QRコードなど別の入口を含めて検討します。地点ごとの条件を共有し、誤判定時の運用や現地調整も見積もりに入れてください。

③ スタンプ保存・抽選・ランキング

スタンプ保存・完走判定・抽選などは、それぞれ実装と運用の設計が必要です。ARを見て歩く体験と、スタンプを集めて特典を受け取る仕組みを分け、今回必要な機能から優先して決めます。

④ 空間認識・実寸スケール表示

大きな3Dを現地の風景に重ねる場合は、表示位置やスケールの調整も必要です。下田港の黒船WebARでは、企画・3D制作・演出・開発・船上検証・案内物を担当しました。同じ構成を別の会場で使う場合も、現地の条件から必要な作業を確認します。

SaaSで自作・制作会社・スクラッチ開発の選び方

依頼方法を選ぶ基準は、料金だけでなく「自社でどの作業を担当できるか」です。ツールの利用料と、企画から公開までの制作費を同じ条件で比べます。

比較する点ツールを自社で使う制作会社へ依頼独自システムも開発
費用の考え方システム利用料+自社の制作・運用工数TOBIDASEはWebAR40万円〜/ラリー60万円〜(税別)必要な機能と連携先をもとに個別見積もり
制作の範囲提供機能の設定、プランによってコード編集も可能企画・素材・実装・検証の担当範囲を合意保存・会員・応募など独自要件を定義
主催者側の準備素材、設定、検証、告知・現地運営目的、会場、素材・権利、確認担当、現地運営左記に加え、連携先との調整・運用担当
選ぶ場面必要な機能が揃い、自社で設定・確認できる演出や参加導線を含めて相談したい既存ツールでは満たせない要件がある

公開料金の例として、STYLY WebARの公式料金表では、レギュラーが1ユーザー月額38,500円(税込)、初期費用0円、AR作成数10と案内されています(2026年9月16日確認)。素材制作や現地運営を含む一式の受託料金ではありません。追加機能・PV・公開期間の条件も確認してください。

ツールによってはコード編集やカスタム制作にも対応します。「ツールだから表現を追加できない」と決めず、必要な機能が標準に含まれるか、追加対応になるかを公式仕様と見積もりで確認します。

長く公開する場合は、技術基盤と保守の担当も確認します。8th Wallの従来のホスティングは2027年2月28日までと案内されています。事前にBuildable Code Exportで保存したプロジェクトでは自前配信を検討できるため、保存済みデータと利用機能によって対応が変わります。公式の終了日程とコード書き出しの説明を確認し、既存の制作会社に保管状況を確認してください。

依頼先の比較はWebAR制作会社の選び方で、実績・担当範囲・公開後の対応に分けて整理しています。

WebARの費用を抑える3つの方法

① 利用できる素材を先に共有する

キャラクター設定画・商品画像・ロゴ・既存の3Dデータなど、使用できる素材を先に共有してください。支給素材をそのまま使えるか、加工・軽量化・動きの追加が必要かで工数は変わります。共有前に、利用範囲と加工の許諾も確認します。

② 目的に必要な体験から始める

記念撮影が目的なら、まず撮影・保存までの体験を整理します。回遊が目的なら、スタンプ取得と達成条件を優先します。追加演出は、参加者にどんな行動を促すかを説明できるものから選びます。小さく始める場合も、素材の権利・実機検証・現地案内は確認してください。

③ 運用を会期に合わせる

公開期間をあらかじめ伝え、会期延長、素材の更新、障害時の対応、終了後のデータ保存をどこまで依頼するか決めます。依頼から公開までの流れも参考に、見積もり時に確認してください。

相見積もりでそろえる4項目|価格差を正しく比べる

見積金額だけを並べても、含まれる作業範囲が違えば正しく比較できません。比較できる見積もりにするには、目的・公開日・体験範囲・支給素材の4点を各社へ同じ条件で渡してください。

そろえる項目依頼先へ伝える内容価格差につながるポイント
目的認知、SNS投稿、来店、周遊など、最優先の成果を1つ必要な演出・保存機能・計測項目が変わる
公開日と運用期間公開希望日、イベント会期、公開後も残すか制作スケジュールとサーバー・保守期間が変わる
体験範囲認識方式、スポット数、対応したい端末やブラウザ実装量と実機・現地検証の範囲が変わる
支給素材ロゴ、商品画像、キャラクター設定画、2D・3Dデータの有無新規制作、変換、軽量化の工数が変わる

見積書が届いたら、総額だけでなく「企画・素材制作・実装・検証・公開後の運用」がどこまで含まれるかを確認します。比較の手順はAR開発の見積書の読み方、企画規模の目安はWebARの活用事例も判断材料になります。

仕様が固まっていなくても、4項目のうち分かる範囲をお問い合わせフォームで共有いただければ、SaaSでの自作・制作会社への依頼・スクラッチ開発のどれが合うかと、概算の費用帯を整理できます。

公開後の費用:月額・延長・変更・保守を分けて確認

TOBIDASEには月額契約・最低契約期間はありません。ただし、無期限の公開や、すべての更新・保守が無料になるという意味ではありません。予定する公開期間と必要な対応を、初期制作費と分けて見積もり時に確認します。

項目依頼前に決めること費用・対応範囲の確認
公開期間・延長開始日、終了日、延長する可能性当初の見積もりに含む期間と、延長時の対応・追加費用
内容変更画像・文章の差し替え、演出や地点の追加変更量、再検証の要否、初回の修正範囲と公開後の変更の区分
保守・問い合わせ不具合の連絡窓口、OS・ブラウザ更新時の確認対応期間・時間帯・対象環境、修正の範囲と費用
終了後ページ停止・案内切り替え、素材や計測データの扱い保管期間、受け渡し、再公開の可否と費用。取得・保存するデータは事前に合意

必要な項目を「今回の見積もりに含む」「追加見積もり」「主催者が担当」に分けて確認してください。対応時間や保存期間は一律に約束せず、案件ごとに合意します。

制作事例で確認する、必要な作業の範囲

下田港内めぐりの黒船WebARでは、企画、3Dと煙・大砲の演出、開発、船上検証、QRコード付き案内物を担当しました。企画から公開までは約4カ月です。標準の目安と異なる実例として、会場固有の検証や制作範囲も納期に含めて考えます。

ここでは制作内容を紹介しています。事例の契約金額を公開したものではなく、現在の開始価格で同じ内容を制作できることを示すものでもありません。

制作前の相談例

実際に寄せられた複数の相談をもとに、個別の会社・場所・条件を伏せて整理した相談例です。制作前の検討を紹介しています。

企画が未確定でも、複数案の概算を比べたい

ARを取り入れたいものの、体験内容も制作範囲もまだ決まっていない。機能を絞った案と、演出を充実させた案の費用を比べたいという相談です。

制作前に整理すること:誰に何を体験してほしいか、必須にしたい要素、後から追加できる要素を整理します。ARの内容と数、素材の新規制作、案内物、公開期間、現地対応を分ければ、どこを変えると費用が動くかを比較できます。

最初に共有したい情報:実施場所の写真・地図、希望時期、使用できる素材、予算の目安を分かる範囲でお知らせください。企画書や素材が揃っていなくても相談できます。

サービスページで、相談できる内容と制作範囲を見る

下田港の風景に黒船が重なるWebAR実画面
下田港で動かした黒船WebAR。この案件の契約額や、開始価格で同じ内容を制作できることを示す画像ではありません。 制作事例を見る

よくある質問

Q. 実施が決まっていない段階でも、概算や複数案を相談できますか?

A. はい。目的、実施場所、希望時期、分かる範囲の予算があれば相談できます。まず小さく始める構成と、演出・機能を追加する構成を整理し、素材制作や現地対応など、費用が変わる項目を確認します。未定の項目はそのままで構いません。

Q. WebAR制作は最低いくらから依頼できますか?

A. TOBIDASEの制作開始価格は、WebARが40万円〜、ARスタンプラリーが60万円〜(いずれも税別)です。WebARの料金・制作範囲とARスタンプラリーの料金・制作範囲で、含まれる作業と別途見積もりの項目を確認できます。素材を支給いただく場合も、この開始価格を基準に必要な制作・検証の範囲を整理します。

Q. SaaSツールで自作すれば、依頼するより安くなりますか?

A. ツール利用料に加え、企画・素材制作・設定・端末検証・現地運営にかかる自社の工数を含めて比較してください。必要な機能が標準で揃い、自社で制作・運用できる場合は選択肢になります。

Q. 発注から公開までの期間はどのくらいですか?

A. TOBIDASEのWebAR・ARスタンプラリーは約1〜2カ月が目安です。素材制作、確認回数、会場調整、現地検証によって変わります。公開希望日と、使える素材をお知らせください。

Q. 公開後の費用はかかりますか?

A. 公開期間、更新、保守、分析などの対応範囲で変わります。TOBIDASEには月額契約・最低契約期間はありません。初期制作費と公開後に必要な費用を分けて確認します。

Q. 8th Wallで作った既存のWebARはどうなりますか?

A. 従来のホスティングは2027年2月28日までと案内されています。事前に書き出したプロジェクトのデータや利用機能によって、自前配信または別方式への移行を検討します。制作会社にコード・素材の保管状況と継続公開の方法を確認してください。

まとめ:機能の選び方が費用を決める

WebARの費用は、認識方式、演出、素材、現地検証、公開後の対応範囲で変わります。TOBIDASEの制作開始価格は、WebARが40万円〜、ARスタンプラリーが60万円〜(いずれも税別)です。金額だけで比較せず、何を作り、どの条件で動作を確認し、いつまで公開するのかをそろえて見積もりを確認してください。

  • SNS投稿・記念体験が目的 → WebARのフォトフレームなどを検討(TOBIDASEはWebAR40万円〜・税別)
  • 周遊・回遊の促進が目的 → ARスタンプラリーを検討(TOBIDASEは60万円〜・税別)
  • ブランド体験・大型企画 → 独自演出や外部連携を必要な範囲で個別見積もり

TOBIDASEは、累計4億回再生されたARエフェクトの制作実績をもとに、WebARの企画から実装・現地検証・効果測定までワンストップでお手伝いしています。「この機能を足すといくら上がるのか」「手持ちの素材でどこまでできるか」といった見積段階のご相談も歓迎です。お問い合わせフォームから、目的とおおよその時期をお聞かせください。概算見積もりは無料です。

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